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2024.01.22|ブログ

HIFU、ダブロとウルトラセルQ+の違いについて、名古屋の美容皮膚科医が解説

HIFU、ダブロとウルトラセルQ+の違いについて、名古屋の美容皮膚科医が解説

 

 

こんにちは、Wスキンクリニック名古屋、美容皮膚科医の加藤晃司です。

 

今回は、ダブロとウルトラセルQ+の違いについて解説します。

 

 

まずはHIFU(ハイフ)とは何かですが、

 

 

 

 

 

①ダブロのメカニズム、各層への効果、改善する症状、副作用、について

 

ダブロは、高強度集束超音波(HIFU: High-Intensity Focused Ultrasound)技術を用いた非侵襲的な美容治療機器です。以下にそのメカニズム、各層への効果、改善する症状、および副作用について詳細を述べます。

 

(1)メカニズム

 

ダブロは、特定の深さに焦点を合わせた超音波エネルギーを皮膚に送り込むことで、内部からコラーゲンの生成を促進し、皮膚を引き締め、リフトアップする効果を目指します。

この治療は、皮膚の表面を傷つけることなく、皮膚の深部に直接作用するため、リスクが低く効果が高いとされています​

 

​​

(2)各層への効果

 

深度パターン:ダブロは、顔と体の両方に使用でき、異なる深さ(1.5mm、3.0mm、4.5mm、13.0mm)の設定が可能です。

これにより、真皮層や皮下組織、さらにはSMAS層(表情筋の筋膜)にも効果的にアプローチすることができ、局部的な脂肪減少やリフトアップ効果が期待されます​

 

 

 

(3)改善する症状

 

顔のたるみやシワの改善。

フェイスラインのリフトアップ、小顔効果。

体の部分的な脂肪減少、特に二重あごなどの局部的な脂肪蓄積の改善に効果が期待されます。

 

 

(4)副作用

 

ダブロは非侵襲的で、ダウンタイムがほとんどないことが特徴です。

通常、施術直後には軽度の赤みや腫れが生じることがありますが、これらは一般的に短時間で解消されます。

まれに、熱傷や一時的な感覚異常が報告されることがありますが、これも通常は一時的なものです。

 

 

②ウルトラセルQ+のメカニズム、各層への効果、改善する症状、副作用、について

 

ウルトラセルQ+は、非侵襲的な美容治療であるハイフ(HIFU:High-Intensity Focused Ultrasound)技術を用いた機器です。以下にそのメカニズム、各層への効果、改善する症状、および副作用について詳細を述べます。

 

(1)メカニズム

 

ウルトラセルQ+は、高集中型超音波を使用して皮膚の深部に熱エネルギーを送り込みます。

この熱エネルギーが皮膚の深い層に到達し、コラーゲンの生成を促進します。

熱エネルギーの作用により、皮膚の引き締めやリフトアップ効果が期待できます​

 

 

 

(2)各層への効果

 

1.5mm、2.0mm(DotとLinear):真皮上層での細かいシワの改善、ブライトニング効果。

3.0mm(Dot):真皮下層~皮下組織でのタイトニング、脂肪溶解。

4.5mm(DotとLinear):SMAS筋膜に作用し、深いシワの改善や脂肪減少、タイトニング効果が期待されます​

 

 

(3)改善する症状

 

シワやたるみの改善、特に顔面のリフトアップや小顔効果。

目の下の小じわ部分のハリ改善、たるんだまぶたの引き上げ。

脂肪溶解による二重あごの改善や顔全体の輪郭の引き締め。

 

 

(4)副作用

 

ウルトラセルQ+は非侵襲的で、ダウンタイムがほとんどないことが特徴です。

一般的な副作用としては、施術直後に赤みや腫れが生じることがありますが、これらは通常数時間から数日で自然に解消されます。

まれに、皮膚の熱傷や神経への影響による一時的な感覚異常が報告されることがありますが、これも一般的には一時的なものです。

 

 

*ウルトラセルQ+がリニアで照射できるメリットは何か?

 

・より広範囲の治療: リニア照射方式は、より広範囲の皮膚領域を一度に治療することができます。これにより、施術時間が短縮され、より多くの領域を効率的に扱うことが可能になります​

 

・均一なエネルギー分布: リニア照射は、皮膚の治療領域に均一なエネルギーを提供します。これにより、施術結果の一貫性が向上し、より均一な肌の引き締めやリフトアップ効果が期待できます。

 

・脂肪溶解への効果: リニア照射は特に、脂肪層への作用に優れています。これにより、二重あごや顔の輪郭の脂肪減少など、特定の領域における脂肪溶解効果を高めることができます。

 

・皮膚の質感とトーンの改善: リニア照射方式は、皮膚の質感を改善し、トーンアップ効果をもたらすこともあります。これは、均一な熱エネルギーの分布により、全体的な肌の若返り効果を高めることに寄与します。

 

 

*ウルトラセルQ+は他のハイフの機械と比べて優れている点はどこか?

・痛みが少ない: ウルトラセルQ+は、他のハイフ機器に比べて施術中の痛みが少ないとされています。これは患者にとって快適な治療体験を提供する重要な要素です​​​

 

・施術時間の短縮: ウルトラセルQ+の施術時間は他のハイフ機器と比較して短い傾向にあります。これにより、患者は忙しいスケジュールの中でも治療を受けやすくなります​

 

・美白効果: ウルトラセルQ+は、他のハイフ機器と比べて美白効果も期待できるとされています。これは、皮膚のトーンアップやキメの整った肌質の改善に寄与します​

 

・多様な深さ設定: ウルトラセルQ+は、異なる深さの照射が可能で、これにより様々な皮膚の層に効果的に作用できるとされています。これは、治療のカスタマイズと精度を高めます​

 

・ダウンタイムが少ない: ウルトラセルQ+の施術後のダウンタイムは最小限であり、患者は治療後すぐに日常生活に戻ることができます​

 

これらの特徴により、ウルトラセルQ+は、特に痛みへの感受性が高い患者や、美白効果を重視する患者、時間効率を求める患者に適していると言えます。

 

 

 

 

③ダブロとウルトラセルQ+の違い、それぞれの強み、および使い分け

 

(1)ダブロ

 

特徴と強み:

ダブロは痛みが少なく、照射時間が短いという特徴があります。

熱温度が低めで、コラーゲン生成力は弱いとされていますが、その分、安全性が高く、効果はしっかりと感じられるとされています​

 

 

使い分け:

ダブロは、特に痛みを最小限に抑えたい場合や、短時間での施術を希望する場合に適しています。

顔のリフトアップや小顔効果を求める際に用いられます。

 

 

(2)ウルトラセルQ+

 

特徴と強み:

ウルトラセルQ+はウルセラに比べて効果は若干劣るものの、痛みが少なく施術時間が短いです。

コストパフォーマンスが良く、美白効果も期待できます。

さまざまな深さでの照射が可能で、リフトアップだけでなく脂肪溶解の効果もあります​

 

 

使い分け:

ウルトラセルQ+は、痛みを感じることを極力避けたい方や、美白効果を得たい方に適しています。

また、顔だけでなく体の治療にも使用できるため、全体的な美容効果を求める場合にも適しています。

 

総合的な観点

 

両機種とも痛みが少ないという点では共通していますが、ウルトラセルQ+は脂肪溶解効果があり、ダブロはより安全性に重点を置いている点で異なります。

どちらの機種を選ぶかは、個人のニーズや治療目的により異なります。たとえば、より強いリフトアップ効果を求める場合はダブロが、脂肪溶解効果も重視する場合はウルトラセルQ+が適していると言えるでしょう。

 

 

まとめ

今回は、ダブロとウルトラセルQ+の違いについて解説しました。

ダブロ、ウルトラセルQ+、同じハイフでも、違いがあります。

ウルトラセルQ+の方がドット照射だけでなく、リニア照射ができるので脂肪溶解効果が強い、そこが最大の違いかと思います。

痛みが苦手な方はダブロが適しています。

 

 

 

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