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2024.01.25|ブログ

顔のリガメント(支持靭帯)とたるみの関係、ハイフの有効性について、名古屋の美容皮膚科医が解説

顔のリガメント(支持靭帯)とたるみの関係、ハイフの有効性について、名古屋の美容皮膚科医が解説

 

 

①顔のリガメント(支持靭帯)が老化すると、たるみの原因となるか?

 

顔のリガメント(支持靭帯)の老化は、顔のたるみの原因の一つとなります。顔のリガメントは、皮膚や軟部組織を骨格に固定し、顔の構造を支える役割を担っています。以下の点で、その老化がたるみに影響を及ぼすことがあります。

 

<顔のリガメントとたるみ>

 

リガメントの弾力性の低下: 年齢とともにリガメントの弾力性が低下し、皮膚や軟部組織のサポートが弱くなります。これにより、皮膚が下垂しやすくなり、たるみが生じます。

 

脂肪パッドの移動: 顔のリガメントが弱くなると、脂肪パッドが元の位置からずれやすくなります。これにより、頬の膨らみが下に移動し、たるんだように見えることがあります。

 

コラーゲンとエラスチンの減少: 老化に伴い、コラーゲンやエラスチンの生産が減少します。これらは肌の弾力性と構造を維持するために重要で、その減少もたるみの原因となります。

 

重力の影響: 加齢とともに、重力の影響を受けやすくなります。リガメントが弱くなると、重力による下垂が顕著になります。

 

 

 

 

②顔のリガメントはどの層にあるのか?ハイフは有効なのか?

 

顔のリガメントは、皮膚の下にある軟部組織の中に位置しています。具体的には、表皮と真皮を通り越し、皮下組織のさらに深い層、すなわち皮下脂肪層と筋肉層の間に存在します。これらのリガメントは、皮膚を顔の骨に固定し、顔の構造的な整合性を維持する役割を果たします。

 

ハイフ(HIFU)と顔のリガメント

 

ハイフ(高強度焦点超音波、HIFU)は、非侵襲的な美容医療技術で、特に肌の引き締めやリフティングに使用されます。

以下の点でハイフが顔のリガメントに対して有効である可能性があります。

 

深層への作用: ハイフは皮膚の深層にあるコラーゲン層(真皮層と皮下組織)に熱を集中させ、コラーゲンのリモデリングを促進します。これにより、肌の引き締め効果が期待できます。

 

リフティング効果: ハイフによる熱エネルギーは、リガメントが位置する深い層にも影響を与えることがあります。これにより、顔のリフティング効果が期待され、たるみの改善に寄与することがあります。

 

非侵襲的治療: 手術を伴わないため、回復期間が短く、リスクが低いという利点があります。

 

 

③顔のリガメントの種類

 

顔のリガメント(靭帯)は、顔の皮膚や軟部組織を骨に固定する重要な構造です。これらのリガメントは、顔の形状を維持し、表情筋の動きをサポートする役割を持っています。以下に、主な顔のリガメントとそれぞれの位置について説明します。

 

  1. ジゴマチックカットリガメント(Zygomatic Cutaneous Ligaments)

 

位置: 頬骨(ジゴマ)の周囲

役割: 頬の皮膚を頬骨に固定し、頬の位置と形状を維持

 

  1. マンディブラーカットリガメント(Mandibular Ligaments)

 

位置: 下顎(マンディブラ)周辺

役割: 顎と下顎の皮膚を固定し、顎の輪郭を形成

 

  1. パラオーラルリガメント(Parotid Cutaneous Ligaments)

 

位置: 耳下腺(パロット腺)の周囲

役割: 耳下腺の位置を安定させ、頬の皮膚と結びつける

 

  1. オービタルリガメント(Orbital Ligaments)

 

位置: 眼窩(オービタル)周囲、特に眼の周辺

役割: 眼窩周囲の皮膚と筋肉を固定し、眼の周囲の形状を維持

 

  1. マスセーターカットリガメント(Masseteric Cutaneous Ligaments)

 

位置: 咬筋(マスセーター筋)の周囲

役割: 咬筋を固定し、顔の下部の形状を支える

 

これらのリガメントは、加齢や重力の影響で緩むことがあり、顔のたるみやしわの原因になることがあります。

 

 

④ハイフは顔の支持靭帯自体にも有効的な効果をもたらすか?

 

ハイフによる顔のリガメントへの影響

 

間接的なサポート: ハイフはリガメント自体を直接強化するわけではありませんが、皮膚の弾力性と構造の改善により、リガメントが支える顔の輪郭が間接的に強化されることが期待されます。

全体的な改善: 顔のたるみやしわが改善されることで、リガメントの支持機能がより効果的に働く可能性があります。

 

 

まとめ

顔のリガメント(支持靭帯)とたるみの関係、ハイフの有効性について解説しました。

ハイフは顔のリガメントに対し、間接的に有効性を発揮します。

顔のたるみの原因は複数ありますが、もっとも影響を与えているものから治療していくと、より効果的でしょう。

 

 

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