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2024.01.30|ブログ
肌のハリとツヤを改善するには、ハイブリッドヒアルロン酸(ハイドロ、プロファイロ)は重要な選択肢、について名古屋の美容皮膚科医が解説
肌のハリとツヤを改善するには、ハイブリッドヒアルロン酸(ハイドロ、プロファイロ)は重要な選択肢、について名古屋の美容皮膚科医が解説
こんにちは、Wスキンクリニック名古屋、美容皮膚科医の加藤晃司です。
今回は、肌のハリとツヤを改善するには、ハイブリッドヒアルロン酸(ハイドロ、プロファイロ)は重要な選択肢、について解説します。
ハイブリッドヒアルロン酸は従来のヒアルロン酸のようにボリュームを出したり、組織をピンポイントで固定して持ち上げたりする効果はありません。 体内に注入されたあと皮下組織に広がり、肌の再生サイクルを正常化することで、線維芽細胞・角化細胞・脂肪細胞を活性化→エラスチン、コラーゲンの産生を促して効果を得ることから “バイオリモデリング製剤” と呼ばれています。
ハイブリットヒアルロン酸は、当院では2剤採用しています。
プロファイロ、とハイドロ、です。
どちらも優秀な製品ですが、やや作用機序が異なるところがあり、また投与方法も違うので、そのあたりも解説します。
(1)ハイドロ
ハイブリッドヒアルロン酸の「ハイドロ」とは、イタリアのプロモイタリア社が開発した新感覚のヒアルロン酸注射剤です。この製剤は、高分子、中分子、低分子の3種類のヒアルロン酸を特殊な熱処理により結合させたもので、架橋剤を含まずに作られています
その特徴は以下の通りです:
活性化とリモデリング: ハイドロは肌細胞の活性化と肌密度の向上を目的としており、小じわや首のしわの改善、保湿力の高める効果があります。これは、注入されたヒアルロン酸が体内で皮下組織に広がり、肌の再生サイクルを正常化し、エラスチンやコラーゲンの産生を促進することにより達成されます
分子量の異なるヒアルロン酸の組み合わせ: ハイドロは、分子量が異なる3種類のヒアルロン酸を組み合わせています。高分子のヒアルロン酸は保湿効果を高め、中分子量のヒアルロン酸は線維芽細胞や角化細胞を活性化させ、低分子量のヒアルロン酸はより深く浸透し、様々な効果をもたらします。
治療対象と効果: ハイドロは、目元や口元の小じわが気になる方、お肌のハリや潤いを取り戻したい方、また首やデコルテなどの治療に適しています。副作用として、内出血、痛み、腫れなどがあり得ますが、これらは通常メイクで隠せる程度です。
この治療は、従来の単一分子量のヒアルロン酸と比較して、より幅広い効果と細胞活性化をもたらすことが特徴です。
では、さらに詳しくhydroのメカニズムと有効性について解説します。
メカニズム
①3種類のヒアルロン酸の組み合わせ: ハイドロは、高分子、中分子、低分子の3種類のヒアルロン酸を特殊な熱処理により結合させた製剤です。この組み合わせにより、それぞれ異なる効果が得られます。
高分子ヒアルロン酸: 保湿効果を高めます。
中分子ヒアルロン酸: 細胞外マトリックスのリモデリング作用があります。
低分子ヒアルロン酸: 細胞を活性化させます。
②肌のリモデリングと再生: ハイドロは体内に注入された後、皮下組織に広がり、肌の再生サイクルを正常化します。
これにより、線維芽細胞・角化細胞・脂肪細胞が活性化され、エラスチンやコラーゲンの産生を促進し、肌の構造を再構築します。
有効性
①肌質の改善: ハイドロの治療は、小じわの改善、肌の弾力アップ、自然なボリュームアップとリフトアップ効果をもたらします。これは、真皮層の構造が数週間かけて再構成されることによるものです。
②様々な肌の問題に対応: 目元や口元の小じわ、お肌のハリや潤い、首やデコルテの肌質改善に適しています。
(2)プロファイロ
プロファイトのメカニズムと有効性について詳しく解説します。
メカニズム
①非架橋ヒアルロン酸の利点:ハイブリッドヒアルロン酸は非架橋であり、これにより低粘度で肌になじみやすく、アレルギー症状を引き起こしにくい特性を持っています。
②高濃度のヒアルロン酸:この製剤は超高濃度のヒアルロン酸(64mg/2ml)を含み、これが肌に潤いと弾力をもたらし、自然なリフトアップ効果や小じわの改善に寄与します。
③バイオリモデリング:この治療は、単に特定のシワを改善するのではなく、肌自体の若返りを目的としています。
ハイブリッドヒアルロン酸の作用により、肌の構成要素であるコラーゲンやエラスチンの増生が促され、皮膚の細胞が活性化されます。これにより、皮膚全体の質が改善され、若々しい肌へ導かれます。
有効性
①肌質の改善:ハイブリッドヒアルロン酸の注入は、肌の潤い、弾力、ハリの改善、くすみの軽減、小じわの改善、たるみのリフトアップなど、肌質の全体的な改善を目指します。
②広範囲の効果:顔全体、額、目の周り、首、手の甲など、多様な部位への適用が可能であり、広範囲にわたる肌の悩みに対応できます。
③持続期間:治療効果は個人差がありますが、一般的には6ヶ月から12ヶ月持続するとされています。
治療間隔と価格: 2週間おきに3~4回の治療が推奨されています。
<こんな方におすすめです>
目元、口元、首などのシワが気になる
ハリがなく、肌のしぼみでお悩み
ふっくら潤いのある肌を目指したい
プロファイトは顔全体に10か所推奨される箇所に打っていきます。
逆にハイドロは目元まわりに集中投与したり、水光注射で全顔に打っていくこともできます。
水光注射で投与する時に、ボトックスやエクソソーム・リジュランを同時投与していくことで、相乗効果を出すことも可能です。
まとめ
今回は、肌のハリとツヤを改善するには、ハイブリッドヒアルロン酸(ハイドロ、プロファイロ)は重要な選択肢、について解説しました。
従来のヒアルロン酸のように物理的にボリュームを出していくのではなく、肌全体のもともとの力を再生していくハイブリットヒアルロン酸はハリ・ツヤを出すための治療としては重要な選択肢の一つとなりました。
肌を再生させる治療は、ハイブリットヒアルロン酸に限らず、リジュラン、エクソソームのように再生医療の進歩とともに新し治療法が開発されます。
うまく使いこなして、しっかりとアンチエイジングしていきましょう。
Wスキンクリニック名古屋での、ハイドロ、プロファイロのメニューはこちら
ハイドロ
https://www.w-clinic-nagoya.com/hydro
プロファイロ
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