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2023.12.23|ブログ

細胞の癌化は阻止しよう。定期的に測定した方がいい腫瘍マーカー、特定の癌を予防できるHPVワクチン重要性、について名古屋の美容皮膚科医が解説

こんにちは、Wスキンクリニック名古屋、美容皮膚科医の加藤晃司です。

 

定期的に測定した方がいい腫瘍マーカー、特定の癌を予防できるHPVワクチン重要性、について解説します。

 

美容医療の究極の目的は老化しないことです。細胞の老化を防ぐには、細胞を若返らせるにはどうしたらいいか、これは美的な問題だけでなく、あらゆる細胞についてそれは言えます。

 

私自身もアンチエイジングにはもちろん興味あるので、あらゆることを自分でも実践しています。

 

細胞の老化が進むと、細胞が癌化してしまいます。日々免疫細胞が頑張って癌化をとめてくれていますが、年齢とともに免疫細胞は減っていきます。

その機能を強化するのが、再生医療から生まれたエクソソーム治療です。

 

もちろんエクソソーム治療は有益ですが、もし癌になってしまったら早期発見が基本です。そして癌を予防できるワクチンがあるならやるべきです。

 

最初に腫瘍マーカーについて解説します。

 

 

①癌の早期発見に有用な腫瘍マーカーの種類と、対象となる癌について

 

腫瘍マーカーは、特定の癌の診断や治療のモニタリングに役立つ物質です。以下にいくつかの主要な腫瘍マーカーと、それらが関連する癌の種類を示します。

 

CA 125: 主に卵巣癌のモニタリングに使用されます。CA 125は、卵巣癌の女性の血液中で高いレベルで見られることがあります。

 

PSA (前立腺特異的抗原): 前立腺癌の診断と治療のモニタリングに用いられます。高いPSAレベルは前立腺癌の可能性を示唆することがあります。

 

CEA (癌胎児性抗原): 多くの種類の癌、特に大腸癌のモニタリングに使用されます。CEAレベルの上昇は、癌の存在や再発を示す可能性があります。

 

AFP (アルファ・フェトプロテイン): 主に肝癌や睾丸癌の診断に使用されます。AFPはこれらの癌の患者の血液中で高いレベルで見られることがあります。

 

CA 19-9: 主に膵臓癌のモニタリングに使用されます。CA 19-9は、膵臓癌の患者の血液中で高いレベルで見られることがあります。

 

CA 15-3/CA 27.29: 乳癌のモニタリングに用いられます。これらのマーカーは、乳癌の進行を反映する可能性があります。

 

 

②男性にすすめる腫瘍マーカーセット、女性にすすめる腫瘍マーカーセット

 

性に推奨する腫瘍マーカーセット

 

PSA (前立腺特異的抗原): 前立腺癌の早期発見とモニタリングに重要です。

CEA (癌胎児性抗原): 大腸癌を含む複数の癌種に関連しています。

AFP (アルファ・フェトプロテイン): 特に肝癌や睾丸癌の診断に有用です。

CA 19-9: 膵臓癌のモニタリングに使用されることがあります。

 

女性に推奨する腫瘍マーカーセット

 

CA 125: 卵巣癌のモニタリングに非常に重要です。

CA 15-3/CA 27.29: 乳癌のモニタリングに使用されます。

CEA (癌胎児性抗原): 大腸癌など複数の癌種に関連しています。

HE4 (ヒト上皮成長因子受容体4): 卵巣癌の診断に有用なマーカーです。

 

③HPVワクチンの男性への有効性、予防できる癌について

 

ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンは、男性においても有効で、主に次のような癌や疾患を予防するのに役立ちます。

 

  1. 男性におけるHPVワクチンの有効性

 

HPVの予防: HPVワクチンは、特に癌を引き起こす可能性のあるHPVの高リスク株に対して高い有効性を持っています。これには、HPV16およびHPV18株が含まれます。

性感染症のリスク減少: ワクチンは、性交渉によって伝播するHPVのリスクを減少させます。

 

  1. 男性において予防可能な癌

 

陰茎癌: HPV感染は陰茎癌のリスク因子です。ワクチンはこの種の癌の一部を予防する可能性があります。

肛門癌: HPVワクチンは、肛門癌のリスクを減少させることが示されています。特にHPV16株は、肛門癌の主要な原因です。

咽頭癌: HPV感染は咽頭(喉の一部)、特に扁桃腺や舌の根の癌のリスクを増加させることが知られています。ワクチンは、これらの種類の癌のリスクを減少させる可能性があります。

 

  1. その他の利点

 

尖圭コンジローマ(性器いぼ)の予防: HPVワクチンは、尖圭コンジローマの原因となるHPVの低リスク株(主にHPV6およびHPV11)に対しても保護を提供します。

 

ワクチンの種類と接種スケジュール

 

現在使用されているHPVワクチンには、2価、4価、9価ワクチンがあります。特に9価ワクチンは、多くのHPVタイプに対する最も広範な保護を提供します。

接種スケジュールは、年齢や健康状態によって異なる場合がありますが、通常は2〜3回の接種で完了します。

 

 

 

当院では、各種腫瘍マーカーを検査可能です。

 

またHPVワクチン(シルガード9)の男性への接種も行っています。

 

 

私も1年に1回は主要マーカーのセットを測定しています。

HPVワクチンはもちろん接種済です。全然副作用なかったですし、予防できる癌は確実に予防した方がいいのでおすすめです。

 

あとは内視鏡は当院にはないですが、これも定期的にやった方がいいでしょう。いずれ当院でもできるようにしたいと思います。

 

まとめ

定期的に測定した方がいい腫瘍マーカー、特定の癌を予防できるHPVワクチン重要性、について解説しました。

細胞の若返らせるための施術と同じくらい、癌を早期にみつけること、そして予防できる癌を予防することは重要です。

定期的に腫瘍マーカーの測定、そしてやっていない方はHPVワクチンの接種をしていきましょう。

 

 

Wスキンクリニック名古屋での、腫瘍マーカー測定、健康診断はこちら

https://www.w-clinic-nagoya.com/health-check

Wスキンクリニック名古屋での、HPVワクチン(シルガード9)はこちら

https://www.w-clinic-nagoya.com/hpv

 

 

 

 

Wスキンクリニック名古屋

理事長 加藤晃司

 

 

当院では無料でスタッフカウンセリングを行なっております。

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