ボトックス注射のメカニズム、効果、副作用、施術人気の箇所、について名古屋の美容皮膚科医が解説

 

こんにちは、Wスキンクリニック名古屋、美容皮膚科医の加藤晃司です。

 

今回は、ボトックス注射のメカニズム、効果、副作用、施術人気の箇所、について解説します。

 

ボトックスはアンチエイジングに必ず必要な施術となります。

 

深くシワが入りすぎてしまうと、ボトックスを打っても改善しない場合があり、若い時からメンテナンスをしていくことが重要です。

 

私も定期的に施術し、メンテナンスしています。メンテを怠ると、すぐにシワが深くなりそうになるので油断しないようにしています。

 

まずは、ボトックスのメカニズム、効果、改善する症状、副作用について解説します。

 

 

ボトックス（ボツリヌス毒素）は、美容医療で広く利用されている治療法です。

 

メカニズム

 

筋肉の収縮抑制: ボトックスは神経伝達物質アセチルコリンの放出を阻害し、筋肉の収縮を一時的に抑制します。

筋肉のリラクゼーション: 注射された部位の筋肉がリラックスすることで、しわや筋肉の緊張が軽減されます。

 

効果

 

しわの緩和: 特に顔の動的なしわ（表情によるしわ）に効果的です。これには眉間のしわ、額の横しわ、目尻のしわ（カラスの足）などが含まれます。

肌の若返り: しわの軽減により、若々しい外見を得ることができます。

 

改善する症状

 

顔のしわ: 表情によって生じるしわの緩和。

顔の筋肉の緊張: 例えば咬筋の過剰な張り（顎の筋肉の緊張）の緩和。

 

副作用

 

注射部位の反応: 注射部位の痛み、腫れ、赤み、内出血など。

一時的な筋力の低下: 注射部位の近くの筋肉で一時的な力の低下が起こることがあります。

 

 

次に、

 

額のしわ（前額部）: 額に現れる横しわを緩和するために使用されます。

眉間のしわ（グラベラ部）: 眉間の縦しわや「思い悩みしわ」とも呼ばれるしわの治療に効果的です。

目尻のしわ（カラスの足）: 目の周りの細かいしわ、特に笑った時に目立つしわの緩和に用いられます。

鼻筋のしわ（バニーライン）: 鼻の横に出るしわの緩和にも使用されます。

口角: 口角の下がりを改善し、より若々しい表情を作るのに役立ちます。

顎: 顎のしわや凹凸を滑らかにし、形状を整えるのに用いられることがあります。

首のしわ: 首の横しわやたるみの改善にも使用されることがあります。

 

その他では、かみしめが強い人にはエラボトックス、咬筋への注射も有効です。

噛みしめもなくなりますし、小顔効果もあります。

 

あとは、肩こりに対するボトックスも有効です。

肩こりも改善しますし、首、背中、がすっきりします。

脇ボトックスで多汗症への治療も可能です。

 

まとめ

今回は、ボトックス注射のメカニズム、効果、副作用、施術人気の箇所、について解説しました。

顔のシワはケアを怠ると気が付いたら深いシワになってしまう可能性ありますから、早め早めのアプローチが必要です。

また噛みしめ、肩こり、多汗症にも有効ですから、使い方は色々とあります。

ボトックスを使いこなし、アンチエイジングしていきましょう。

 

 

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Ｗスキンクリニック名古屋

理事長　加藤晃司

 

 

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