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2024.01.29|ブログ
ダイエットには、とにかくグルコースを退治することが重要。グルコース系ダイエット内服について、名古屋の美容皮膚科医が解説。
ダイエットには、とにかくグルコースを退治することが重要。グルコース系ダイエット内服について、名古屋の美容皮膚科医が解説。
こんにちは、Wスキンクリニック名古屋、美容皮膚科医の加藤晃司です。
今回は、ダイエットには、とにかくグルコースを退治することが重要。グルコース系ダイエット内服について解説します。
グルコースはすぐにカロリーになり、消費できなければ脂肪へと変わっていく、もちが悪いエネルギー源です。
このあたりが脂質の場合のケトン代謝との最大の違いとなります。
グルコースと脂質であれば、同じカロリー量だとしたら、圧倒的にグルコースを先にやっつけるのが、ダイエットの鉄則です。
グルコースを減らす、炭水化物抜きダイエットが有効なのも、これが理由です。
しかし今は食事制限をしなくても、内服をうまく使うことで、楽にグルコースを退治することができます。
グルコースの排出促進する、スーグラ、カナグル、グルコースの吸収を抑制する、アカルボース、ボグリボースを今回は紹介します。
アカルボース、ボグリボース、スーグラ、カナグル、それぞれの薬の薬理作用、効果、副作用について詳しく説明します。
- アカルボース(Acarbose)
薬理作用: アカルボースはα-グルコシダーゼ阻害薬です。小腸での炭水化物の分解を遅らせ、糖の吸収を遅くします。
効果: 血糖値の急激な上昇を抑制し、糖尿病の管理に役立ちます。間接的に食後の満腹感を増し、体重管理にも利用されることがあります。
副作用: 腹部膨満感、ガス、下痢などの消化器系の副作用があります。
- ボグリボース(Voglibose)
薬理作用: ボグリボースもアカルボースと同様、α-グルコシダーゼ阻害薬です。
効果: 糖の吸収を遅らせることで、食後の血糖値の急激な上昇を防ぎます。
副作用: アカルボースと同様に、腹部膨満感や下痢などがあります。
- スーグラ(Suglat、一般名:イプラグリフロジン)
薬理作用: スーグラはSGLT2(ナトリウム-グルコース共輸送体2)阻害薬です。腎臓での糖の再吸収を阻害し、尿を通じて余分な糖を排出します。
効果: 血糖値のコントロールとともに、体重減少効果があります。
副作用: 尿路感染症、膣カンジダ症、低血糖(特に他の糖尿病薬と併用時)、脱水症状などがあります。
- カナグル(Canagliflozin)
薬理作用: カナグルもSGLT2阻害薬で、スーグラと同様の作用機序を持ちます。
効果: 血糖値の低下と体重減少が期待できます。
副作用: 尿路感染、膣カンジダ症、低血糖リスク、脱水のリスクなどがあります。
アカルボース、ボグリボースは食事前に使用して頓服使用もできます。
スーグラ、カナグルは、毎日使うことで効果を発揮します。
効果を上げ、副作用を減らすためにも、水分を多くとることが重要です。
まとめ
今回は、ダイエットには、とにかくグルコースを退治することが重要。グルコース系ダイエット内服について解説しました。
ダイエットの初期に体重減少のスピードを上げたい方、また、体重の維持期になって、食事制限なしで体重キープしたい方、にはおすすめの薬です。
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