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2024.01.09|ブログ
ダイエットだけでなく、アンチエイジングにも有効なメトホルミンについて、作用機序、アンチエイジングに有効な理由、ダイエット効果、について名古屋の美容皮膚科医が解説
ダイエットだけでなく、アンチエイジングにも有効なメトホルミンについて、作用機序、アンチエイジングに有効な理由、ダイエット効果、について名古屋の美容皮膚科医が解説
こんにちは、Wスキンクリニック名古屋、美容皮膚科医の加藤晃司です。
今回は、ダイエットだけでなく、アンチエイジングにも有効なメトホルミンについて、作用機序、アンチエイジングに有効な理由、ダイエット効果について解説します。
メトホルミンはメディカルダイエットで利用されている薬ですが、ダイエット効果だけでなくアンチエイジング効果もあるお得な薬です。
ダイエット自体ももちろん細胞の老化を防ぎますが、それに+して効果をもたらしてくれるなら一石二鳥です。
①メトホルミンの作用機序は?
・肝臓における糖新生の抑制: メトホルミンは肝臓における糖新生(新しい糖分子の生成)を抑制します。これにより、血糖値の上昇を抑える効果があります。
・インスリン感受性の向上: メトホルミンは筋肉や脂肪細胞のインスリン感受性を高めることで、これらの組織が血糖をより効果的に利用できるようにします。これにより、体全体のインスリン利用効率が改善し、血糖値の管理に役立ちます。
・腸管での糖の吸収遅延: メトホルミンは腸管での糖の吸収を遅らせることも示唆されています。これにより、食後の血糖値の急激な上昇が抑えられます。
・mTOR経路への影響: メトホルミンは細胞内の代謝経路であるmTOR経路に影響を与えることが示唆されています。これは、細胞の成長、分裂、生存に関わる重要な経路です。
・AMP活性化プロテインキナーゼ(AMPK)の活性化: メトホルミンはAMPKを活性化することで、細胞のエネルギー代謝を調節します。AMPKの活性化は、糖と脂質の代謝を改善し、全体的なエネルギーバランスを促進します。
②メトホルミンはアンチエイジングに有効か?
・インスリン感受性の改善: メトホルミンはインスリン感受性を高め、血糖値を下げる効果があります。インスリンシグナルは細胞の老化に影響を与えると考えられています。
・mTOR経路の調節: mTORは細胞成長と代謝に重要な役割を果たすタンパク質で、その活性化は老化と関連があります。メトホルミンはこの経路の調節に寄与する可能性があります。
・抗酸化作用: 一部の研究では、メトホルミンが酸化ストレスを減少させることが示唆されています。酸化ストレスは細胞の老化に関連しています。
まとめ
今回は、ダイエットだけでなく、アンチエイジングにも有効なメトホルミンについて、作用機序、アンチエイジングに有効な理由、ダイエット効果について解説しました。
ダイエットに関しても、複数の効果で体重減少に効果をもたらしています。
おそして抗酸化作用、mTOR経路の調整で、抗老化作用を発揮します。
一石二鳥なので、私もリベルサス、スーグラ、アカルボース、ゼチーア、防風通聖散、にプラスして毎日内服しています。
ぜひお試しください。
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