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2024.11.04|ブログ
シミ治療、ピコレーザースポットでとれなかったシミに対して、次はどのような美容施術をすればいいか?名古屋の美容皮膚科医が解説
シミ治療、ピコレーザースポットでとれなかったシミに対して、次はどのような美容施術をすればいいか?名古屋の美容皮膚科医が解説
こんにちは、Wスキンクリニック名古屋、院長の加藤晃司です。
今回は、シミ治療、ピコレーザースポットでとれなかったシミに対して、次はどのような美容施術をすればいいか?について解説します。
ピコレーザースポット治療で取り切れなかったシミに対しては、シミのタイプや肌の状態に応じて異なる施術が有効です。特に、肝斑や深い色素沈着、治療が難しいシミには、異なるメカニズムで色素にアプローチする治療法が適しています。以下に、次に検討できる美容施術を詳しくご紹介します。
- ピコレーザートーニング
ピコレーザートーニングは、低出力でレーザーを広範囲に照射することで、色素沈着を少しずつ改善する治療です。ピコレーザースポット治療と違い、肌の広範囲に穏やかに作用するため、特に肝斑や真皮深部の色素沈着に有効です。
適応するシミ:肝斑や肌の深部にある色素沈着。広範囲の色素に対して少しずつ薄くする効果があるため、スポット照射では取り切れなかったシミやくすみにも効果的です。
メリット:ダウンタイムが少なく、肌にやさしい照射が可能です。数回の施術で色素が徐々に薄くなり、肌のトーンも整います。
施術頻度:1~2週間に1回の頻度で5~10回の施術が推奨されます。
- レーザートーニング(QスイッチYAGレーザー)
レーザートーニングは、肝斑や色素沈着の改善に使用されるQスイッチYAGレーザーを低出力で広範囲に照射する治療です。メラニン生成を穏やかに抑えるため、特に刺激に敏感な肝斑や深い色素沈着に効果的です。
適応するシミ:肝斑、真皮深層の色素沈着、炎症後の色素沈着など、深い層にあるシミやくすみに適しています。
メリット:ダウンタイムが少なく、色ムラやくすみが徐々に改善され、肌全体が均一なトーンになります。また、施術を重ねるごとにメラニン生成が抑えられるため、シミの再発予防にも役立ちます。
施術頻度:1~2週間に1回の施術が目安で、5~10回を継続して行うことで効果が現れやすくなります。
- IPL(光治療)
IPL(Intense Pulsed Light)は、複数の波長を含む光を使い、メラニンだけでなく血管にも作用するため、シミ、そばかす、赤み、くすみを総合的に改善します。
適応するシミ:比較的浅いシミや色素沈着、赤みを伴うシミに効果的です。シミや色ムラだけでなく、くすみや赤みも改善されるため、顔全体のトーンを整えるのに役立ちます。
メリット:くすみや赤みも一緒に改善されるため、肌の総合的な美しさが向上します。さらに、肌のハリもアップするため、若々しい印象が得られます。
施術頻度:1ヶ月に1回、3~5回程度の施術が推奨されます。
- ケミカルピーリング
ケミカルピーリングは、肌に薬剤を塗布して古い角質を除去し、ターンオーバーを促進することで色素沈着を改善する方法です。特に、肌表面に残る浅いシミやくすみに効果が期待できます。
適応するシミ:浅い色素沈着やくすみ、肌のターンオーバーが乱れたことによる色ムラに適しています。
メリット:角質が剥がれやすくなり、くすみが改善されるとともに、次の治療の効果を引き出しやすくします。ターンオーバーが整い、肌のトーンが明るくなります。
施術頻度:2~4週間に1回が推奨され、数回繰り返すことで色素沈着が徐々に改善します。
- リバースピール(Reverse Peel)
リバースピールは、トラネキサム酸などの成分を含むピーリング治療で、肝斑や難治性の色素沈着に効果的です。メラニン生成を抑制しながら、ターンオーバーを正常化していくため、シミが改善されやすくなります。
適応するシミ:肝斑やメラニンが多く含まれるシミ。特に肝斑に効果的で、難治性のシミにも有効とされています。
メリット:皮膚のターンオーバーを促進しつつ、メラニン生成を抑えるため、シミが改善されやすいです。皮膚に優しく、ダウンタイムが少ないのも特徴です。
施術頻度:2~4週間に1回、数回の施術が推奨され、繰り返すことで色素沈着が薄くなります。
- メソセラピー(美白注射)
メソセラピーは、トラネキサム酸やビタミンCなどの美白成分を直接肌に注入することで、色素沈着を抑制し、肌を明るくする治療です。特に、くすみが強い場合や、色素沈着が広がりやすい方に効果的です。
適応するシミ:肝斑や広範囲の色素沈着、くすみが気になる方に適しています。
メリット:注入された成分が直接メラニン生成を抑えるため、全体的なトーンアップが期待され、シミが薄くなります。ダウンタイムがほとんどなく、直後からメイクが可能です。
施術頻度:1~2週間に1回を3~5回程度継続することで、シミの改善と全体的なトーンアップが期待されます。
- 内服薬・外用薬の併用
シミの改善には、**内服薬(トラネキサム酸やビタミンC)や外用薬(ハイドロキノンやレチノール)**の併用も効果的です。これにより、内外からメラニン生成を抑制し、シミ治療をサポートします。
トラネキサム酸:メラニン生成を抑制し、肝斑や色素沈着の改善に役立ちます。
ビタミンC:抗酸化作用があり、メラニンの生成を抑制して肌のトーンを整えます。
ハイドロキノン:シミの色素沈着を薄くする効果があり、ターンオーバーが促進されますが、肌が敏感な場合は医師の指導のもとで使用する必要があります。
レチノール:ターンオーバーを促進し、シミや色素沈着の改善をサポートします。肌が敏感になる可能性があるため、使用時は日焼け止めを必須とします。
- 施術後のケアと注意事項
シミ治療の効果を維持するためには、施術後のケアが非常に重要です。
紫外線対策:日焼け止めを必ず使用し、帽子や日傘で紫外線から肌を守ります。紫外線は色素沈着の再発リスクを高めるため、紫外線対策は必須です。
保湿:施術後の肌は乾燥しやすいため、しっかりと保湿ケアを行います。保湿により肌のバリア機能が保たれ、治療効果が持続しやすくなります。
刺激の少ないスキンケア:ピーリングや強い成分を含むスキンケア製品は施術後1~2週間は避け、刺激の少ないスキンケアを心がけましょう。
まとめ
ピコレーザースポットで効果が得られなかったシミには、ピコレーザートーニング、レーザートーニング、IPL、リバースピール、ケミカルピーリング、メソセラピーなどが有効です。これらの治療法を選ぶことで、シミの種類や深さに応じて効果的にアプローチでき、施術を重ねることで徐々にシミが薄くなり、肌全体のトーンが整います。
医師と相談しながら最適な治療法を選び、内服薬や外用薬を併用してケアを続けることで、理想の肌に近づけるでしょう。
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Post-Pico Laser Spot Treatment for Remaining Facial Spots: Recommendations from a Nagoya Dermatologist
Hello, this is Dr. Koji Kato, Director at W Skin Clinic Nagoya.
Today, I’ll be discussing what steps you can take if some spots remain after undergoing Pico laser spot treatment. Different types of spots may require varied treatments based on their nature and depth. Here are effective options to consider for further treatment.
- Pico Laser Toning
Pico laser toning uses low-intensity laser on a broader area to treat pigmentation gradually. It’s especially effective for melasma and deeper pigmentations that are difficult to treat with spot-focused methods.
Suitable for: Melasma, deep pigmentations, and broader areas of discoloration.
Benefits: Minimally invasive with low downtime, gradually evens skin tone, and improves stubborn pigmentation.
Frequency: Once every 1-2 weeks, typically 5-10 sessions for optimal results.
- Laser Toning (Q-Switched YAG Laser)
Laser toning uses Q-switched YAG laser at low intensity to target melasma and deep pigmentation without stimulating inflammation, making it effective for difficult pigmentations.
Suitable for: Melasma, deep-layer pigmentation, post-inflammatory hyperpigmentation.
Benefits: Low downtime, gradual improvement in skin tone, helps prevent recurrence by reducing melanin production.
Frequency: Once every 1-2 weeks, generally 5-10 sessions recommended.
- IPL (Intense Pulsed Light)
IPL uses broad-spectrum light that targets pigmentation, redness, and uneven tone, helping to improve overall skin appearance.
Suitable for: Superficial pigmentation, redness, and spots with diffuse discoloration.
Benefits: Improves overall skin tone, addresses multiple concerns like redness and dullness, enhances skin luminosity.
Frequency: Once a month, usually 3-5 sessions.
- Chemical Peeling
Chemical peeling with acids such as lactic or glycolic acid promotes exfoliation and accelerates cell turnover, which can help lighten shallow pigmentations.
Suitable for: Surface-level pigmentation, uneven skin tone.
Benefits: Smooths skin texture, helps remove dull layers, promotes brighter skin tone.
Frequency: Once every 2-4 weeks, a few sessions are typically needed for visible results.
- Reverse Peel
Reverse Peel combines ingredients like tranexamic acid to specifically target melasma and resistant pigmentations, helping to normalize cell turnover and reduce pigment production.
Suitable for: Melasma, stubborn pigmentation.
Benefits: Targets melanin production, minimal downtime, gentle on the skin.
Frequency: Every 2-4 weeks, multiple sessions recommended.
- Mesotherapy (Brightening Injections)
Mesotherapy involves injecting brightening agents like tranexamic acid or Vitamin C directly into the skin to lighten pigmentations.
Suitable for: Widespread pigmentation, melasma, skin brightening.
Benefits: Quick recovery, improves overall brightness, reduces pigmentation.
Frequency: Every 1-2 weeks, typically 3-5 sessions.
- Combining Topical and Oral Treatments
Certain topicals and oral supplements can effectively support pigmentation reduction when combined with aesthetic treatments:
Tranexamic Acid: Reduces melanin production and is effective for melasma and pigmentation.
Vitamin C: Antioxidant properties help to reduce melanin and promote an even tone.
Hydroquinone: A topical lightening agent that fades dark spots.
Retinol: Promotes cell turnover to fade pigmentation, should be used cautiously post-treatment.
- Post-Treatment Care Tips
Sun Protection: Essential to prevent recurrence of pigmentation; use a broad-spectrum sunscreen daily.
Moisturization: Helps maintain skin barrier integrity, especially post-treatment.
Gentle Skin Care: Avoid harsh products and choose non-irritating skincare to support healing.
Summary
For stubborn spots remaining after Pico laser, consider Pico laser toning, Q-switched YAG laser toning, IPL, Reverse Peel, chemical peeling, or mesotherapy. The combination of these methods with oral and topical products can enhance results and provide more thorough pigmentation control.
Consult with a dermatologist to personalize a treatment plan for your skin’s specific needs.