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2024.05.02|ブログ

たるみケアの一つの選択肢、ショッピングリフト(ウルトラVリスト)について、名古屋の美容皮膚科医が解説

たるみケアの一つの選択肢、ショッピングリフト(ウルトラVリスト)について、名古屋の美容皮膚科医が解説

 

こんにちは、Wスキンクリニック名古屋、院長の加藤晃司です。

 

今回は、たるみケアの一つの選択肢、ショッピングリフト(ウルトラVリスト)について解説します。

 

年齢とともに、あらゆる細胞が老化してくるため、脂肪がやせてきたり、表皮・真皮の張りがなくなったり、骨がやせてきたりして、顔にくぼみができて、たるみの原因となります。

 

骨がやせてくると、ヒアルロン酸で補充するのが適切だと思いますが、皮膚の張りがなくなる、脂肪が少なくってこけてきているなら、ショッピングリフトも一つ有効な選択肢だと思います。

 

 

①ウルトラVリフトのメカニズム、効果、適応箇所、について

 

ウルトラVリフトは、特にエイジングケアを目的とした美容医療の一種で、以下のような特徴があります:

 

(1)メカニズム

ウルトラVリフトは、ポリジオキサノン(PDO)という生体適合性の高い素材で作られた糸を皮下に挿入して行う治療です。PDO糸は時間とともに自然に体内で吸収される性質を持ち、この吸収過程で周囲の組織に対してコラーゲンの生成を刺激します。挿入された糸は皮膚を内部から引き上げることで、即時的なリフトアップ効果を提供し、さらに長期的にはコラーゲンの増産により皮膚のハリと弾力を改善します。

 

(2)効果

即時的なリフトアップ: 糸が挿入されることで、治療直後から顔のたるみが改善される。

長期的な若返り効果: コラーゲンの新生が促されることで、皮膚の質が向上し、より若々しい外観が得られる。

リスクが低い: 外科的な手術に比べて侵襲性が低く、回復期間も短い。

 

(3)適応箇所

顔全体: ジョウラインの引き締め、ほうれい線の改善、目元のリフトアップなど。

首: 首のしわやたるみの改善。

その他の体の部位: 腹部や腕の皮膚のたるみ改善にも応用されることがあります。

 

 

②副作用は?

 

ウルトラVリフトは比較的安全な処置とされていますが、ウルトラVリフトにおける一般的な副作用には以下のものが含まれます:

 

・腫れと赤み:糸を挿入することによる即時的な物理的反応として、治療部位に腫れや赤みが生じることがあります。これは通常、数日から1週間程度で自然に治まります。

 

・痛み:治療後数日間は挿入部位に軽度の痛みや不快感を感じることがあります。

 

・内出血:糸を挿入する際に小さな血管が損傷することで、内出血が発生することがあります。この内出血も通常は自然に解消されます。

 

・感染:非常にまれですが、治療部位に感染が生じるリスクがあります。適切な衛生管理と処置後のケアが重要です。

 

・アレルギー反応:非常に稀ですが、使用される糸の材質に対してアレルギー反応を示すことがあります。

 

 

まとめ

今回は、たるみケアの一つの選択肢、ショッピングリフト(ウルトラVリスト)について解説しました。

 

施術時間も短いですし、ダウンタイムも長くありません。

 

肌のボリュームを回復する施術はそれほど多くありません。

 

肌のたるみやコケが気になる方は、ぜひトライしてみてください。

 

 

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