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2023.11.07

アンチエンジングのための点滴治療、ベスト3

アンチエイジングのための点滴治療、ベスト3

 

私が独断で選んだ、アンチエンジング点滴、ベスト3

①エクソソーム ②高濃度ビタミンC ③NMN

①、②は自分のクリニックでそれぞれを別の週に2週に1回投与しています。

③のNMNはサプリを飲んでいるので、点滴はやっていません。

ですが、点滴もそろろろ導入しようと思っているのですが、エクソソームのように、これが一番いい、というものがまだ見つかっていません。

エクソソームは、山川医師が創業したセルソース、アザクリから提供を受けています。

 

①エクソソーム

もう解説しているので、こちらを見てください。私的には現時点でエクソソームがもっとも細胞の若返りには有効だと思います。

https://www.w-clinic-nagoya.com/news/%e8%80%81%e5%8c%96%e3%81%ae%e5%8e%9f%e5%9b%a0%e3%81%af%e4%bd%95%e3%81%8b%e3%80%81%e3%81%aa%e3%81%9c%e3%82%a8%e3%82%af%e3%82%bd%e3%82%bd%e3%83%bc%e3%83%a0%e3%81%8c%e3%82%a2%e3%83%b3%e3%83%81%e3%82%a8

 

②高濃度ビタミンC

ビタミンCのサプリは飲んでいますが、高濃度ビタミンは点滴でしか投与できませんから、これは2週に1回投与しています。

ちょっと血管に入ってくる時に、ややぴりつきますが、すぐに慣れます。

ビタミンCは抗酸化作用がキーワードです。細胞は酸化して錆びていきますから、それをブロックしてくれます。

抗酸化は、アンチエイジングの一つのテーマです。

 

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高濃度ビタミンC点滴療法は、非常に大量のビタミンCを静脈に直接投与することです。通常の経口摂取では達成できない高濃度のビタミンCを血中に導入することができます。この療法は、がん治療の補助、免疫系の強化、疲労回復、抗酸化作用などを目的として用いられることがあります。

 

メカニズム

抗酸化作用:

ビタミンCは強力な抗酸化物質であり、体内で生成される過酸化物や自由基を中和し、細胞損傷を防ぎます。この過程は、老化の遅延や慢性疾患のリスク低減に関連しています。

 

コラーゲンの合成:

ビタミンCはコラーゲンの生合成に必須であり、皮膚の健康、創傷治癒の促進、結合組織の維持に重要な役割を果たします。

 

免疫機能の強化:

高濃度のビタミンCは、白血球の機能を高め、免疫系の効率を向上させるとされています。

 

プロオキシダント効果:

非常に高い濃度で用いられる場合、ビタミンCはプロオキシダントとして機能し、がん細胞に対して毒性を発揮する可能性があります。

 

エネルギー代謝のサポート:

ビタミンCはエネルギーを産生するための細胞内の化学反応にも関与しています。

 

効果

がん治療の補助:

一部の研究では、高濃度ビタミンCが化学療法の副作用を減少させたり、治療の効果を高めたりする可能性が示されていますが、これは全てのがん種や患者に当てはまるわけではありません。

 

疲労感の軽減:

ストレスや過労から回復する手助けとして利用されることがあります。

 

感染症への抵抗力:

免疫系を強化することで、風邪やその他の感染症に対する抵抗力を高めるとされています。

 

アンチエイジング:

抗酸化作用により、老化プロセスの遅延や皮膚の健康維持に効果があるとされています。

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③NMN点滴

こちらはサプリでも同様の効果だせますが、点滴投与することで直接血管に入ってきますから、内服のように吸収段階でのファストパスを気にしなくていいのがメリットです。

エクソソーム、高濃度ビタミンともメカニズムが異なりますので、やはりサプリもしくは点滴で取り入れていただきたい治療です。

 

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NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)は、NAD+(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド)の前駆体であり、細胞のエネルギー代謝やDNA修復に関与する重要な補酵素です。NAD+は年齢と共に減少する傾向があり、その減少はエイジングや多くの疾患のリスク増加と関連しています。NMNサプリメントは、NAD+レベルを増加させることを目的としており、理論上は、細胞機能のサポートと老化プロセスの遅延に役立つ可能性があります。

 

NMNのメカニズム

NAD+合成の促進:

NMNは、体内でNAD+を直接合成するための原料として機能します。細胞はNMNを取り込んでNAD+に変換し、エネルギー産生、DNAの修復、ストレス応答などに利用します。

 

サーチュイン遺伝子の活性化:

NAD+はサーチュイン遺伝子の一群(サーチュイン1~7)の活性化に関与しています。これらの遺伝子は、細胞のエネルギー代謝、炎症応答の調節、寿命の延長に関わっています。

 

細胞のエネルギー代謝:

NAD+は、細胞のミトコンドリアでのエネルギー生産プロセス(酸化的リン酸化)に不可欠です。NAD+のレベルが増加すると、ミトコンドリア機能が改善し、エネルギー産生が促進される可能性があります。

 

DNA修復のサポート:

NAD+は、DNA損傷応答においても中心的な役割を果たします。DNAが損傷を受けると、修復過程でNAD+が消費されるため、NAD+レベルを維持することは、細胞の健康と機能維持に役立ちます。

 

NMNの潜在的な効果

老化の遅延:

NAD+レベルの増加は老化プロセスにおける多くの生物学的マーカーの改善と関連しています。

 

エネルギーレベルの向上:

NAD+の増加はミトコンドリアの機能改善により、全体的なエネルギーレベルを向上させることが期待されます。

 

メタボリズムの改善:

NAD+はインスリン感受性と脂肪酸の酸化を改善し、肥満や2型糖尿病のリスクを低下させる可能性があります。

 

心血管系の健康:

NAD+は心血管系の健康をサポートし、心臓病のリスクを減少させることが示唆されています。

 

神経保護効果:

NAD+は神経細胞を保護し、アルツハイマー病やパーキンソン病などの神経変性疾患の進行を遅らせる可能性があります。

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この3つが、現時点でのベストだと思います。

 

高濃度ビタミンC治療についてはこちら

https://www.w-clinic-nagoya.com/vitamin-c

エクソソーム治療についてはこちら

https://www.w-clinic-nagoya.com/exosome