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2024.06.18
ピコレーザーとアレックスⅡレーザーによるタトゥー除去の特徴、メカニズム、除去しやすい波長、副作用について、名古屋の美容皮膚科医が解説
ピコレーザーとアレックスⅡレーザーによるタトゥー除去の特徴、メカニズム、除去しやすい波長、副作用について、名古屋の美容皮膚科医が解説
こんにちは、Wスキンクリニック名古屋、院長の加藤晃司です。
今回は、ピコレーザーとアレックスⅡレーザーによるタトゥー除去の特徴、メカニズム、除去しやすい波長、副作用について解説します。
タトゥー除去にはさまざまなレーザー技術が使用されますが、ピコレーザーとアレックスⅡレーザーは特に効果的な手法として知られています。それぞれの特徴、メカニズム、除去しやすい波長、副作用について詳しく説明します。
(1)ピコレーザーの特徴
①メカニズム
ピコレーザーは非常に短いパルス(ピコ秒単位)を用いて皮膚にレーザー光を照射し、インクの粒子を破壊します。この短いパルスにより、インク粒子が極めて小さな破片に分解され、体内の免疫システムによって効率的に除去されます。
②除去しやすい波長
532nm: 赤やオレンジ、黄色のインクに有効
755nm: 青や緑のインクに効果的
1064nm: 黒や濃い色のインクに適している
③副作用
一時的な発赤や腫れ: 治療後、数日間にわたって皮膚が赤く腫れることがあります。
色素沈着や色素脱失: 稀に、皮膚が一時的に色素沈着(黒ずみ)や色素脱失(白斑)することがあります。
痂皮形成: 小さなかさぶたが形成されることがありますが、自然に治癒します。
(2)アレックスⅡレーザーの特徴
①メカニズム
アレックスⅡレーザーはアレクサンドライトレーザー技術を用い、755nmの波長を持つレーザー光を使用します。このレーザーは特にメラニンやタトゥーインクに選択的に吸収され、インク粒子を加熱して破壊します。
②除去しやすい波長
755nm: 特に青や緑のインクに対して効果が高いです。
③副作用
発赤と腫れ: 治療後、数日間皮膚が赤く腫れることがあります。
色素変化: 一時的に皮膚の色が変わることがあります。
火傷や瘢痕: 不適切な設定や治療により、火傷や瘢痕が生じる可能性があります。
まとめ
今回は、ピコレーザーとアレックスⅡレーザーによるタトゥー除去の特徴、メカニズム、除去しやすい波長、副作用について解説しました。
ピコレーザー
特徴: 非常に短いパルスでインクを細かく破壊し、様々な波長で広範囲の色に対応。
副作用: 発赤、腫れ、色素変化、痂皮形成。
アレックスⅡレーザー
特徴: 755nmの波長で特に青や緑のインクに効果的。
副作用: 発赤、腫れ、色素変化、火傷や瘢痕。
どちらのレーザーも効果的にタトゥーを除去することができますが、皮膚の状態やタトゥーの色、サイズに応じて最適な治療法を選択することが重要です。
Wスキンクリニック名古屋での、ピコレーザーによるタトゥー除去はこちら
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