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2023.12.16|ブログ
メディカルダイエット、リベルサスの効果、使用法について、名古屋美容皮膚科医が解説
メディカルダイエット、リベルサスの効果、使用法について、名古屋美容皮膚科医が解説
こんにちは
Wスキンクリニック、美容皮膚科医の加藤晃司です。
今回は、食事量コントロールに最適な、リベルサスの効果、使用法について解説します。
食事量のコントロールするための内服として、サノレックスとリベルサスがあります。
今回はリベルサスについて説明します。
私はどちらの薬も使いこなしています。サノレックスは頓服で使用しても効果がありますが、喉は結構渇きます。
リベルサスは毎日飲まないといけないですが、満腹になる時間を短くするので、食事への満足度は高く、精神的なストレスがありません。
どちらもメリット、デメリットありますが、併用可能ですから、うまく使いこなすのが正解です。
まずは薬理作用ですが
①リベルサスの薬理作用
リベルサスは、GLP-1(糖質依存性インスリン分泌促進ペプチド)受容体アゴニストです。以下にその薬理作用を詳細に説明します。
薬理作用
GLP-1受容体の活性化:
セマグルチドはGLP-1受容体アゴニストとして作用し、これらの受容体を活性化します。GLP-1受容体は主に膵臓と脳に存在します。
インスリン分泌の促進:
食後の血糖値の上昇に応じて、膵臓のβ細胞からのインスリン分泌を促進します。インスリンは血糖値を下げる作用があります。
グルカゴン分泌の抑制:
グルカゴンは血糖値を上昇させるホルモンです。セマグルチドは、食後にグルカゴンの分泌を抑制し、これによって血糖値の急上昇を防ぎます。
遅延胃排出:
セマグルチドは、胃の内容物の小腸への移動速度を遅らせます。これにより、食後の血糖値の上昇が緩やかになります。
食欲の減少と体重減少:
中枢神経系に作用し、食欲を抑制することが報告されています。これにより、体重減少を助ける可能性があります。
次に用法容量です
②リベルサスの使い方
初期用量:
成人の場合、通常は週に1回、3mgの内服から開始します。
増量スケジュール:
4週間後、効果と耐容性に基づいて、週に1回7mgに増量することが推奨されることが多いです。
さらに4週間後には、週に1回14mgに増量することが可能です。
最大用量:
通常の最大用量は、週に1回14mgです。
投与方法:
食事の時間に関わらず、1週間に1回、同じ曜日に服用します。
サノレックスと比較して、リベルサスは食事量をコントロールする以外の作用があります。
3mgを使っているとあまりそのおまけの効果を実感しにくいですが、7mg、14mgになってくると食事量がそれほど下がっていなくても体重は落ちてきます。
注射剤になると、さらに効果は実感できると思います。
まとめ
今回はリベルサスについて解説しました。
リベルサスは空腹時に内服というちょっと珍しい飲み方ですが、それ以外はかなり楽にダイエットできる優秀な内服だと思います。
お酒を飲んでいると、お腹がいっぱいでも食べれてしまうことがあるので、そういう時はサノレックスも頓服で併用しています。
やはり一気に体重を落としていきたいなら、食事制限はある程度は必要になります。
糖質や脂質の吸収阻害剤、アカルボース、ゼチーア、ゼニカル、ボグリボース、グルコース排出促進剤、スーグラ、カナグル、このあたりも優秀な内服ですが、やはり食事量を減らした方が体重減少のスピードは速いです。
サノレックスは食欲がなくなるので効果てきめんですが、ごはんが食べれないストレスに弱い人には向いていません。
そういう人はリベルサス、もしくはGLP-1の注射をおすすめします。
ダイエット内服を使いこなし、理想的な体重を楽に維持してやりましょう。
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